2019年12月31日火曜日

議会史を編纂する資格

 
写真は本日付け東京新聞の21面です。私の見解を改めて書いておきます。

 前回30年前の『議会史』は、その当時の様々な資料の入手が難しいために資料的価値があるとは思います。
 藤沢市議会史には資料編、年表編、記述編があるのですが、とりわけ記述編は執筆者の主観によるエッセイに過ぎず、歴史書としての価値はないと思われます。
 インターネットが普及した今、資料はデジタルアーカイブス化し、歴史を証言したい人にはそれを投稿できるサイトを設ければいいのではないでしょうか。
 公共的に、客観的に、歴史を物語ることなどできようはずもなく、時の権力、多数派にとって都合のいい歴史書など、巨額な税金を掛けるような公益性があるとは到底思えません。
 そして、本当に議会史を編纂したいのであれば、それに備えて常に資料の整理、分析をしていれば、それをまとめれば事足ります。
 しかし、藤沢市議会は『休憩』を恣意的に濫用し、知られたくない都合の悪い議論はそこで行われるため、議事録は虫食いの様になっています。また、会議資料も掲載していません。実質的に最高意思決定機関となっている非公式な代表者会の議事録もありません。
 それゆえに、議事録だけでは議論を読み取ることも困難です。
 普段は都合の悪いことを隠し、後から都合のいい歴史を創る。
 これは議会の在り方そのものの問題です。
 このような隠蔽体質、ご都合主義が常態化している現状を棚に上げ、巨額な税金を使って議会史を編纂する資格が今の藤沢市議会にあるのでしょうか?

2019年12月29日日曜日

議会制民主主義の危機

想定最大1億7千万円もの議会史編纂事業に関し、市民の声は反対が圧倒多数だと思います。
一方、議会は全会派一致して推進。市民と議会の乖離もここに極まれり、といった議会制民主主義の危機です。
市民の声を見える化し、議員らの目を醒まさせるしかありません。
是非、署名集めにご協力ください。


ネット署名(シェアもお願いします。)
http://chng.it/WMS6C28YW4
署名用紙
https://drive.google.com/open?id=12ao3xpekvE1WXdf6mQ9oPUUhGcRHn5Y6

2019年12月17日火曜日

『休憩』濫用による議事隠蔽の典型例

<2017年9月13日議会運営委員会議事録>
https://drive.google.com/open?id=16Es9QaB86SBYr7hlLN-avhzHsKJwz2NJ
約1時間の審議中、約30分は休憩
休憩中に実質的な議論を行い、それを議事録に載せていない。
この議事録を読んでも、きわめて乱暴な議論をしているのが分かりますが、休憩中の議論がさらに酷かったであろうことは容易に想像していただけることと思います。

『休憩』濫用による議事隠蔽事例(直近)

<2019年9月26日議会運営委員会議事録より>
○吉田淳基 委員長 休憩いたします。
─────────────
午前9時36分 休憩
午前9時47分 再開
─────────────
○吉田淳基 委員長 再開いたします。
◆原田建 準委員 恐れ入ります。先ほど通告に伴う要旨の文言修正について御提案をさせていただいた件なんですけれども、休憩中、種々皆さんに御意見をいただいた結果、・・・
⇒11分の休憩中、各会派の意見を聞き協議したと思われるが、何が話し合われたかは全く分からない。しかし、それを前提に議事は進行。
<2019年6月3日議会運営委員会議事録より>
◆友田宗也 委員 済みません、一点だけ、以前の議会であったんですけれども、ネクタイに関してなんですが、ネクタイ着用期間でもネクタイをされていない方がいらっしゃって、それについて特に議会運営委員会でも触れなかったんですけれども、その辺の決まりというのは実はないというような認識でよろしいんでしょうか。この期間以外の日程については、ネクタイ着用が義務というわけではないというようなことでよろしいのか確認をさせてください。
○吉田淳基 委員長 休憩いたします。
─────────────
午後3時49分 休憩
午後3時54分 再開
─────────────
○吉田淳基 委員長 再開いたします。
 ただいま友田委員から御発言いただいた件に関しましては、御意見として承らせていただくということでよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)
○吉田淳基 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
⇒5分の休憩中に議会事務局からの説明や協議がなされたと思われるが、どのように確認されたのか、どのような協議がなされ、どうなったのか、まったく不明。

2019年12月15日日曜日

議会史編纂の資格なし!

 藤沢市議会は『休憩』を恣意的に乱用し、知られたくない都合の悪い議論はそこで行われるため、議事録は虫食いの様になっています。また、会議資料も掲載されていません。実質的に最高意思決定機関となっている非公式な代表者会の議事録もありません。
 それゆえに、議事録だけでは議論を読み取ることが困難です。
 普段は都合の悪いことを隠し、後から都合のいい歴史を創る。
 これは議会の在り方そのものの問題です。
 こういう隠蔽体質、ご都合主義が罷り通っている現状を棚に上げ、巨額な税金を使って議会史を編纂する資格が今の藤沢市議会にあるのでしょうか?

2019年12月14日土曜日

どんぶり勘定で予算化強行

「編さん室の室長や会計年度任用職員2人の人件費が4年分で6160万円」!!!
(12日の議運録画7:58~)

どんなレベルの編纂をするというのか?
前回程度の情報の寄せ集め、執筆者任せ(としか思えない)であるのなら、4年間も必要ないだろう。
求められる職員の能力も問われるし、それによって掛かる時間も変わってくる。
逆に、本当に歴史上の一つ一つを検証するような内容にするのであれば、到底4年間では終わるまい。

コメント
  • 白川義子 議会史が30年ぶりに作られようと、しているそれがいけないのか、費用の事なのか?議会史はしつようないのか?
  • 酒井信孝  表の議論ではまったく説得力のある大義が伝わってきません。単に歴史は大事だ、と言っているに過ぎず、前回30年前のやり方を模倣し、その続編を作りたいというだけのようです。
     前回の議会史自体は、その当時の様々な資料の入手が難しいために資料的価値があるとは思います。
     藤沢市議会史には資料編、年表編、記述編があるのですが、とりわけ記述編は執筆者の主観によるエッセイに過ぎず、歴史書としての価値はないと思われます。

     インターネットが普及した今、資料はデジタルアーカイブス化し、歴史を証言したい人にはそれを投稿できるサイトを設ければいいのではないでしょうか。
     公共的に、客観的に、歴史を物語ることなどできようはずもなく、時の権力、多数派にとって都合のいい歴史書など、巨額な税金を掛けるような公益性があるとは到底思えません。

税金の無駄を産み出す藤沢市議会

2019年12月13日金曜日

議事録軽視の本末転倒

 議事録からは読み取れないことがあるから議会史編纂には意味がある、という的外れな主張が多く聞かれた。
 議会制民主主義の根幹は議会における議論や議決であって、その記録が議事録である。議員は市民を代表して議会で発言や議決に臨み、市民は議会の全てを知ることができなければならない。議員は、公式に記録される議事録に、読んだ市民がしっかりと理解できるように発言しなければならない。議員の仕事は議事録に発言を残すこととも換言できる。
 本来、議員が一番心掛けるべきは、議事録を読んだ市民が、議論を正確にわかりやすく理解できるように発言することである。だが、藤沢市議会のように、会議の休憩を恣意的に頻発し、込み入った議論や本音は『休憩』中に行い、都合の悪いことを議事録に残さないように操作しているから、議事録を読んでいてもその背景や本質が読み取れないのである。それこそ、議論の背景を記録しようというのであれば、休憩中の議論も議事録に載せるべきだ。
 議事録は録音や速記を起こした生データである。一方、議会史を編纂するために聞き取ったり、資料集めをした場合、それが虚偽や捏造ではなく本物、真実であるかをどのようにして判断するのか?それは、学術研究レベルの検証が必要である。
 そうした学術レベルの検討・検証もなされず、執筆者任せで記述された議会史など、何の役に立つと言うのか。「議会史にはこう書かれています」と言われたところで、単なる権威主義にしかならない。
 本当に意味のある議会史を作りたいのであれば、そのための記録や資料の保存をしていなくてはならない。何より議事録こそが、議会制民主主義における最も重要な記録であるのだから、そこに全てを反映するように議会活動を行うことが議員の責務である。
 そうした基本ができていない議会がまともな議会史を作れはしないし、形だけの無価値な遺物を創り出すために巨額の税金を浪費するなど、無駄遣い以外の何物でもない。

朝日新聞デジタル

議会史作成に1.7億円、中止の陳情認めず 藤沢市議会

秦忠弘 

神奈川県藤沢市議会の議会史づくりをめぐり、神奈川県藤沢市議会議会運営委員会は12日、来年度予算への計上中止を求める陳情を審査し、認めない決定をした。
 議会史については今年9月、2020年4月から23年3月まで4年間かけて作る方針を市議会が決定。1989年4月から2019年3月までの約30年間にわたる議会の歴史をまとめる内容で、前回(1991年)作成した時を参考に、費用の試算は約1億7千万円とした。
 市議会内には10月、議会史編纂(へんさん)委員会が組織された。予算は縮減する方向となり、20年度予算計上の要望は約1500万円とした。これに対し、市民から「議事録はインターネットで検索できる。約1億7千万もの予算に見合った必要性が感じられない」などとして、中止を求める陳情が11月に提出された。
 この日の討論では、最大会派の民主・無所属クラブの安藤好幸市議が「議会史編纂は税の無駄遣いではない。経費の削減については共通課題と認識している」などと反対討論を述べた。ほかの4会派も反対討論をし、全会一致で陳情を不了承とした。(秦忠弘)

署名に協力を!見えない声は無視されてしまいます。

これまで、議員以外から議会史編纂に賛成の声は一切聞こえてきません。
市民感覚なき藤沢市議会。
議会に市民の声を代弁する議員がいない以上、市民の声を見える化し、議員の目を醒まさせるしか、議会の暴走を止めることはできません。
本来なら、市民の声を全く反映しない議会など、リコール(解散請求)するレベルですが、少なくとも議会史の性急な予算化を阻止するべく、署名を集めて、議会に届けましょう!

ネット署名
http://chng.it/dsWvr9R5cd

署名用紙PDF
https://drive.google.com/open?id=12ao3xpekvE1WXdf6mQ9oPUUhGcRHn5Y6

2019年12月12日木曜日

全会一致で議会史中止陳情を否決

 議会運営委員会の議会史予算化中止を求める陳情の審査は、全会一致で否決されました。
 藤沢市議会には市民の声を代弁してこれに異を唱える会派は皆無であることがはっきりしました。(会派に埋もれた議員はいるかもしれないが、今のところ出る杭は見当たらない。)
 大方の議員が、概算事業費1億7千万円の縮減は必要との共通認識はあるようだが、本気度がまるでない。このドンブリ勘定が打ち出されてから3か月が経過したが、ドンブリ勘定のまま、初年度予算を市の来年度予算に盛り込もうとしている。
 総事業費の最大は出されているが、最小はない。縮減目標もない。
 歴史を記録することが必要だと言うが、ならばなぜ常日頃からそうした視点で取り組んでいないのか?むしろ常に議会史編纂室を設け、議会報にそうしたコーナーを作るなど、コツコツと記録するといった努力もしていないのに、取ってつけたように必要性を唱えられたところで全く説得力がない。
 なぜ予算化を急ぐのか?
 改元に合わせ、平成を総括したい、来年の市政80周年を記念して、とのことだが、改元予定は2017年6月には決まっていた。事業期間は4年間で市政80周年には間に合わない。
 本心から必要な事業であると言うのなら、念入りに予算を練り、市民の理解を得ながら進めるべきところ、市民周知を全くしないうちに、不用意などんぶり勘定で予算計上し既成事実化してしまおうなどというのは、まったくの市民無視であり、市民を馬鹿にしている。(市の予算がこんなどんぶり勘定で肥大した予算であれば批判が殺到するはずだが、議会が自らを棚に上げてどんぶり勘定を市の予算に議会費として盛り込ませるようなことをすれば、市に対する示しがつかなくなる。)
 数多ある出来事の中で何に注目し、何を取り上げるというのか?
 何に重きを置くかは人によって千差万別。
 限られた人々が恣意的に論点、出来事を抜粋し、その主観で記述され偏向した歴史物語など、何の価値があるというのか?
 本当に価値のある出来事は研究者が主体的に取り上げ研究する。
 見向きもされないけれど記録に残したいことがあるのであれば個別に検証し報告書を作成したり、当事者が個人で執筆すればいい。
 そもそも、公共性・公益性のある、客観性のある議会史など作りようがなく、関係者に都合のいい歴史が作られる。多くの市民にとっては有害無益。
(例えば、私は、姉妹都市親善交流会の席上、藤沢側の女性市議3人がブルゾンちえみの真似をし、男性議員二人が上半身裸になって踊った暴挙を議会で取り上げたことがあるが、こうした市民の代表者としてあるまじき行為を二度と繰り返してはならない、といった大義をもって議会史の一節に取り上げられることはまずないだろう。当時も、私が問題視したこと自体が問題だとの意見が大勢をしめ、発言訂正や謝罪まで求められたくらいだから、歴史の闇に葬り去るに違いない。興味ある方は以下を参照)

2019年12月11日水曜日

市民に向き合わない藤沢市議会

 陳情者が訪ねてきているのに、話を聞くことすらしない議員というのはなんなのか?
 予算の本要求はまだで、スケジュールはずれ込んでいるようですが、10月8日以降、時間はあったのに、予算を揉むような会議は開かれず、当初の1億7千万円の予算案のまま概算要求しているというのは、本気でこの事業に向き合っていないということに他なりません。
 市の事業予算を削ってまでやるのに、しっかりとした準備もせずに見切り発車するなど、あまりに市民を馬鹿にしている。
 せいぜい、一年くらい揉んで、最小予算で最高価値のあるものを作ろう、市民にとって意義あるものにしよう、と万全の準備をした上であればまだしも、まったく説得力のない、議会の自己満足、場当たり的な無駄遣い、としか言いようがない。
福井雄一
本日は、民主・無所属クラブの柳田議員、清水議員、永井議員、谷津議員が在席となっていたので、事務局に声を掛けてもらったが、忙しいとのことで会ってもらえませんでした。また、公明党の松下議員は在席表示となっていましたが、不在。湘風会の堺議員、杉原議員は在席でしたが、こちらも出てきてくれませんでした。
これまでに話を聞けた議員からは、予算は縮減するべきだと思っているとの声が聞かれましたが、議会事務局の話では、10月8日の第一回編さん(準備)委員会を開催した後、これまで会議は開かれておらず、当初の予算案のまま概算要求をしている。予算の本要求がまだ固まらないので遅れているようにみえるが、12月27日までに示達する予定。遅れることもある。とのことでした。

元凶!非公式な最高意思決定機関『会派代表者会』

 藤沢市議会の分かり難さの元凶は、議会に関わる問題を、ほぼ全て非公式な会派代表者会(通称「団長会議」。3人以上会派の代表者による会議体で議長が招集する)において協議し、それが最高意思決定機関のようになっていることにある。そこでの合意に会派が縛られ、そして議員が会派に縛られ、表向き全会一致で仲良くまとまっているように見せている。
 議会運営委員会における議会史に関する議論でも、非公式であるはずの代表者会での団長の発言を引いてきたり、休憩ばかり挟んで休憩中に議論をして、そうした本当の議論は議事録に載せないようにされている。
 本来、議員はそれぞれ選挙で選ばれているのだから、各人独立した権能を有している。議員が36人もいれば様々な議論がなされるはずなのに、ほとんど議論らしい議論が見られない。やたらと議事整理に躍起となっており、事前の調整、予定調和が重んじられている。混乱なく議事が進行するに越したことはないが、外から見ていると、必要な検討や議論が抜け落ちて見えてしまう。
 そして、実際、見落としていたり、自分たちに都合よく誤魔化していることが多々あるのである。
 民主主義が健全に機能するためには、主権者たる市民が、その意思決定過程を検証できなくてはならない。検証するためには透明でなくてはならない。
 行政にはそれを求めておきながら、議会が自らを棚に上げて不透明だから、言わずもがな、行政に対する姿勢も甘くなる。
 行政も、議会も、誰のために存在しているかと言えば、当然市民のために存在しているのである。何より市民にとって必要なのは、予定調和を見せられることではなく、意思決定過程や実態が見れるようになっていることで、そのためには透明でなくてはならない。
 そもそも非公式な代表者会が最高意思決定機関であるかに存在しているのは、極めて前近代的で、非民主主義的だ。そうした会議があってもいいが、公開し、議事録を残すべきだ。

2019年12月10日火曜日

杜撰な予算化スケジュール

議会史に関して、市民に対し、議会報などの公式な広報が全くなされていない以上、一般市民として入手できる情報は、公開の会議の会議録や会議資料しかないわけですが、9月12日に予算案やスケジュール案が議運に出されて以降、それが見直されたといったことは見て取れませんが、スケジュールでは、初年度予算の概算要求を11月頭に出し、12月末には示達があることになっています。

 どうなっているのやら?

 こんないい加減な検討で、雪崩れ込むようにして億単位の事業を始めてしまっていいものでしょうか?

 この間、こんな予算があるのならもっとこんなことに使ってほしい、といった意見をよく聞きましたが、この議会史編さん事業の予算は、市の一般予算を削って捻出されるもので、余っている予算を使うわけではないのです。すなわち、議会史を作るために、予算を削られる市の事業があるということです。それほどの公共性、市民にとっての必要性があるとはとても思えません。

福井雄一
昨日は、市民クラブの佐賀議員と栗原議員、本日はアクティブ藤沢の原田議員にご意見を伺ってきました。
佐賀さんは、議会史編纂に肯定的な考え。総予算1億7千万に関しては正直、驚いた。しかし、会派としては編さん事業はやりたい。私もタブレット派なので書籍に関しては少なくていい。ご健在の先輩議員の意見や当時のことを聞くなどして編さんしていきたい。金額はだいぶ削減可能。全会派が一致して賛成したのは予算額が出る前の話。議会史編さんは3回目であるから継承し、時期も30年たち区切りがいいので賛成した。減額する方向で推進していく。
原田議員は、予算額を聞いて驚き、これについてはないだろうな、と思った。陳情も出ているので今後の対応を見極めていきたい。アーカイブ的な物で充分。書物にあれだけのお金掛けてやる必要はない。ただ、議会運営委員会では準委員で議決権がないので、反対意見は述べていく。
その他、公明党の東木議員はお忙しいとのことで会ってもらえず、湘風会の堺議員は出退電子版には登庁と出ていましたが、事務局に呼んでもらったところ、ご不在とのことでした。

2019年12月8日日曜日

市民の(声の)見える化

 私は、市民派議員として、1期4年間、どんな市民の声にも耳を傾け、組織の論理に与せず、おかしいことはおかしい、良いことは良い、と主張し続けました。例え議場に賛同者がいなくとも、見て見ぬフリせずに是々非々を貫きました。
 しかし、先の選挙で落選した今、私が議場で市民の声を代弁することはできません。代弁する現職議員も見出せず、情けない限りです。
 議会史編纂事業に1億7千万円もの税金を投入することは、まったくに藤沢市議会の自己満足・独善としか思えません。はたして市民のために本当に必要な事業だと信念をもっている議員などいるのでしょうか?
 こんな税金の無駄遣いを容認する市民はいないと思います。
 似たような、議会や市役所のしていることの問題は多々あるわけですが、なかなかその動きを市民が知る機会もないため、市民の知らないところで議会や役所の独善が罷り通っているのが実態です。
 議員の本分は市民のために市民を代表することです。本来は、議員自らが本分を果たすために、市民に向き合い、常に市民感覚を持つべきですが、議会全体が市民感覚を見失っている以上、市民の声を見える化するしかありません。そのために、署名は最も有効な手段です。
 市民の怒りを見える化できない限り、こんなあからさまな税金の無駄遣いも、このまま罷り通ってしまいます。タイムリミットは2月定例会で予算が成立するまでです。市の来年度予算に初年度予算が計上されるの既定路線ですが、一度予算が通ってしまえば、余程のことがない限り後戻りはできなくなります。
 ぜひ、市民の声を見える化するための署名集めに、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 
ネット署名
http://chng.it/dsWvr9R5cd
署名用紙
https://drive.google.com/open?id=12ao3xpekvE1WXdf6mQ9oPUUhGcRHn5Y6
(署名用紙を独自に作っていただき、直接議会事務局にお持ちいただいても構いません。手紙を書くのも有効です。)

2019年12月6日金曜日

公共性なき議会史発行

 議会史編さんの予算は、計画的に積み立てられてはおらず、市の一般会計予算に計上される見込みです。すなわち何かしら市の予算が削られるということです。
 議会史の編さんなど現代においては必要性がなく、自己満足のための事業でしかないのですから、本来であれば各議員が少しずつ拠出して積み立ててやるような自主的な事業なのだと私は思います。
 これまでに発行していた他市町村でも多くが見直しを行っているのに、藤沢市議会には一人も反対する議員がいないというのは異常です。議会と市民感覚との乖離は危機的です。
 民意を見える化しなければなりません。サイレントマジョリティは無視されます。
 2月定例会に予算計上され、可決されれば後戻りはできなくなります。
 短期集中で、民意を見える化するために、署名集めのほど、ご協力お願いいたします。


福井雄一
昨日、市議会議員の柳沢潤二さんにお会いしてきました。いつも呪文のように「不要不急の公共工事は見直し、廃止し、住民の福祉、命と暮らしを守り、充実させるという地方自治体の本来の役割をしっかり果たすべき」と言うのが常套句の共産党さんが、議会史編さんに関してはどのような姿勢でいるのかをお聞きしました。「3度目の編さんなので、伝統的な事として賛成した」とのことで、あまり深くは考えていなかったようです。予算の額についても高いと思っていなかったようです。私はこの額を聞いて驚き、急遽締め切り前日に汚い字で陳情を書いたのです。藤沢市議会では共産党までもが市民感覚を見失っているのかと絶望しました。改めて、民意を示すことが必要だと実感しました。

2019年12月5日木曜日

民意の見える化を

時代錯誤、市民無視の藤沢市議会史編纂中止を求める署名集めにご協力ください。

 来年2月定例会で、来年度の全体予算に紛れて初年度予算約3千万円が計上されようとしています。市民感覚と乖離した議会に対し、市民の多くが反対していることを示さなくてはなりません。

 集まった署名は、署名用紙に書かれている提出代表者宛てに郵送ください。

署名用紙PDF:
https://drive.google.com/open?id=12ao3xpekvE1WXdf6mQ9oPUUhGcRHn5Y6

ネット署名:
http://chng.it/dsWvr9R5cd

2019年12月1日日曜日

藤沢市議会の暴走

この時代にあって、敢えて巨額の予算を掛けて議会史を編纂する意義があるのでしょうか?
先の9月議会開会中、3度の議会運営委員会で議題に上げ検討された中では、どの会派からも編纂することに関しての異論は出ていません。非公開の会派代表者会議などで手打ちがあったであろうことは想像できますが、それでも身を挺して反対する議員が一人くらいいないものかと情けなくなります。

議会資料によると、神奈川県内他市18市中、今後議会史編纂を予定しているのは1市(相模原市)のみ。12市はこれまでも発行していない。また、藤沢市と同規模他市34市中、今後の編纂予定があるのも1市(川越市)のみ。

こうした他市の実態を踏まえた上で、独善を貫く藤沢市議会とはいったいなんなのか?

既に、10月8日に第1回目の藤沢市議会史編さん委員会が開催されています。しかし、この会議の議事録はネット公開されていませんし、議会だよりでも全く触れられていません。市民の知らないうちにどんどん既成事実化されていきます。

(9月12日の議会運営委員会資料)
https://drive.google.com/open?id=1e3oDfy9oQd-V-YWX3kVxUOE1Ms0chefi

中止を求める署名
http://chng.it/dsWvr9R5cd

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