2019年5月29日水曜日

闇雲な津波避難ビル指定

平成24年以降、藤沢市では津波浸水想定のない場所にも津波避難ビルを指定していました。本来であれば災害時には建物から外への避難誘導をしなければならないところ、津波避難ビルとなっていることから津波が来ないにもかかわらず建物高層への避難が推奨されていました。こうした不要な指定によって避難計画に矛盾が生じ、余計なリスクが生じていることを2017年12月定例会で明らかにしました。
 それまで一律にJR東海道線より海側を指定区域としていたのを、県の津波浸水想定区域に限定して再指定することになり、リスクを取り除くことができました。
 指摘した平成29年時点では、津波避難ビルは213か所あり、浸水想定域外が101施設ありました。その後の見直しで、現在は136か所となっています

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