2019年5月19日日曜日

持続可能な身の丈にあった財政を

藤沢市の財政は、5年間で約580億円の財源不足に陥る、という吹聴が誤りであることは議会でも明らかにしましたし、https://www.facebook.com/nobu.sakai.9/posts/10219410227990916
市債残高が約1400億円あるから借金財政だと言うのも間違っています。
 市債の発行は予算の平準化が目的なのであって、赤字債に当たる臨時財政対策債は過去に発行した165億円の残高があるのみで、近年は発行していません。
 しかし、市町村の予算の大きな割合を占める自主財源以外の国や県の支出金(藤沢市一般会計の場合は約35%約500億円)は、明らかに借金財政である国や県の予算から捻出されています。国や県の借金は市民の借金でもあるわけですから、国や県の補助金を獲得することで地域が潤うといった利己的な政策が罷り通っていますが、結局は回り回って地域経済も蝕んでいくに違いありません。
 今だけいい、自分たちの地域さえよければいい、といった、刹那的、利己的な放漫財政ではなく、理性的な、持続可能な身の丈にあった財政に改めていかなくてはなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

最新の投稿

感染症対策の基本

クラスター対策はするべきだし、PCR検査も積極的にするべきだった。 そして、陽性者と陽性者との濃厚接触者は全て隔離(自宅、宿泊施設、病院に振り分ける)し、隔離施設内でも陽性者間で偽陽性者に感染拡大しないように個別に管理する。 陰性でも症状があれば隔離対象にする(偽陰性の可能性...