2020年3月8日日曜日

感染拡大防止の疑われる本気度

 駆け込み帰国を許している時点で、政策の根拠が疑われる。
 なぜ駆け込み帰国者は隔離の必要がなく、9日以降の帰国者は隔離が必要なのか?
 本当に必要なら猶予期間など設けてはならないのである。
 経済的な影響だとか、社会が混乱するだとかで、中途半端なことをやっていて、すり抜けたリスクが元で感染爆発が起これば元の木阿弥だ。
 中途半端な政策は、アリバイ作りのためでしかない上に、無闇に混乱や犠牲を生むばかり。
 優先順位が間違っている。
 問題が現実となってからでは遅いのに、問題が現実化しなければ本格的な手が打てないようなのは、リスクマネジメントとは言えない。
 経済的な影響、社会の混乱を覚悟の上で、人命を最優先して守るための政策判断をするべきだ。

「帰国どうしたら」狂う予定、送別会は中止…突然の制限に混乱(西日本新聞)

0 件のコメント:

コメントを投稿

最新の投稿

感染症対策の基本

クラスター対策はするべきだし、PCR検査も積極的にするべきだった。 そして、陽性者と陽性者との濃厚接触者は全て隔離(自宅、宿泊施設、病院に振り分ける)し、隔離施設内でも陽性者間で偽陽性者に感染拡大しないように個別に管理する。 陰性でも症状があれば隔離対象にする(偽陰性の可能性...