2019年6月10日月曜日

根拠なき津波避難ビル仕様

 今年度当初予算の反対討論でも指摘しましたが、辻堂市民センター再整備では、明らかに無駄な50mもの屋外スロープや屋上避難スペースがあり、コスト跳ね上げの一因となっています。
 「造成後の建設予定地*は、神奈川県の発生頻度2,000年から3,000年の最大クラスの地震を対象にした津波浸水想定においても区域外であり、浸水想定の基準水位はゼロメートルです。『津波防災地域づくりに関する法律』に基づく指定避難施設でさえ★、津波浸水想定水位以上の場所に避難場所があることが要件であり、建設予定地は基準水位ゼロメートルですから1階に避難できれば十分です。要配慮者の避難誘導としても、優先的に1階へ誘導するほうがよほど合理的です。床面積を制約するスロープの設置や屋上避難スペースは無用の長物です。」 

(*建設予定地は写真の茶色囲み部分で、緑色部分が造成前の浸水想定約10センチ ★神奈川県は同法の津波災害警戒区域にすら指定されていません。)

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