2017年10月31日火曜日

議会行事で宴会芸の非常識!

 7月末日、姉妹都市の松本市との親善交流事業が藤沢市で開催されました。合同研修会と市政交流会の2部制で、公費90万円が支出されました。

会食を主とした交流会の席上、藤沢市議会の議員有志によって芸人グループブルゾンちえみwith Bの『キャリアウーマン』を真似た出し物がありました。女性議員3名がブルゾン、男性議員2名が“with Bに扮し、途中で男性議員がワイシャツを脱ぎ捨て上半身裸となるパフォーマンスでした。

 このような芸風をとやかく言うつもりはありませんが、こうした性的羞恥心に働きかける宴会芸を公的な行事で議員が真似して見せるというシュールさに、愕然としました。公式行事にふさわしくなく、松本市議会への失礼・侮辱であり、藤沢市議会の品位を汚す行為であると私は思いました。

 出し物は3人以上会派の代表者会で議長に一任されたもので、サプライズであったためほとんどの議員は事前に知らされていませんでした。少なくとも私自身はセクハラだと感じました。交流している両市議員は相手市への配慮からその場を抜けることはできないし、居合わせた議会事務局職員や市職員、ホテル関係者は業務上、そこにいることに強制力がはたらいていたわけですから、セクハラ被害が生じ得る不適切な行為だったと思います。このことを議会運営委員会や本会議の一般質問を通じて問題提起しました。

 しかし、議会運営委員会では委員長が「私の個人的意見としては、あなた以外の皆さんは喜んでいた」と述べたのに対して、他の委員からは特段の意見は出ず。一般質問では市の使用者責任を問いましたが、答弁は一般論に終始。途中、上半身裸になった男性議員の一人から「不穏当発言の取り消しを求める」と突然の通告外発言で中断させられ、議会の品位を貶める暴挙を取り上げた事が逆に議会の品位を汚したかに扱われる始末でした。

 セクハラは、往々にして加害者にハラスメントの認識がありません。相手との関係上、被害を訴え出ることも難しいものです。だからこそ、組織による事前の防止、事後の検証、再発防止が必要です。

 市民の付託を受けた議会のやることとしては常軌を逸しており、人権感覚がどうにかしているとしか思えません。

2017年10月30日月曜日

能力評価は能力差別(これは悪か?)

経営者は費用対効果を最大化するために労働力を品定めする
最低限のビジネススキルすらない人は多い
能力差が所得差になってしまう労働市場の現実
市場経済においては、生みだした価値以上の対価は払えない
人道上、能力差による対価の差を埋めなくてはならないなら、公的に支援するしかない

理解力のあるなしが生む格差

良く言えば「分業」
悪く言えば「他人任せ」
少なくとも他人に任せている事でも聞けば理解できる程度の教養は、民主主義社会を構成する有権者の必需だが
興味がないのではなく、理解できないから興味が生じないという、理解力の障害が社会参加や社会システムの享受に格差を生んでいるように感じる

2017年10月29日日曜日

障害は暴力の正当化にはならない

ガタイのいい男が、電車の中で、向かい合って座っていた若者に「俺に向かって口を開けて寝るな!」とわめいていた。

静まり返る車内。

無視する若者を傘で突いて威嚇。

見かねて間に入ると、さらに逆上して暴れ「俺は障害者だ!」と宣った。

??

目が点。

障害があるからといって暴力を振るって言い訳がない。

障害を理由に暴力を抑えられないのであれば、暴力とならないような周囲のサポートが必要だし、暴力をふるうような自由は抑制しなければならない。


2017年10月27日金曜日

裏切りの連鎖

選挙期間は、一時のめくらましに騙されないよう吟味する機会でもあるが
離合集散せざるをえなかったこれまでの反省があっただろうか?
他力本願で振り回された恨み節ばかりで自省がなければ元の木阿弥
逆戻りせずに変わるのでなければ、変わる姿に期待した人々を裏切り、さらに政治不信は深まる

2017年10月24日火曜日

開票事務の欠陥!~民主主義を支える仕組みが形骸化~

 開票立会人の最初の役割は、開票場に運ばれてくる投票箱が不正なく運ばれてきたかを確認すること。入り口に陣取り、その前を係が箱の施錠を見せながら入っていく。
 確かにどれも南京錠は掛かっている。しかし、、途中で開けてまた閉めた可能性はないのか??そうした疑いを払拭する仕組みがなくてはならないはずだが何も説明がない。南京錠の鍵は封筒に入れられ投票箱の上にテープで張り付けられている。封筒には投票所の責任者の割印が押してある。だが、割印が押してある側が下になっていてめくってみなければ確認できない。割印が押してあってもうまく貼り直せば容易に誤魔化せる。昨日見た感じでは糊で貼ったのではなく、両面テープどめのようであったから、なおさら簡単に貼り直せよう。
 選管の責任者に聞いてみたら「確かにそうですね。そこまで思い至りませんでした」と。
 なんてこった!
 これまで何百回と選挙のたびに繰り返されてきたこの確認作業が、完全に儀式と化していたとは。このやり取りをしている内に全ての投票箱が通り過ぎ、封筒の裏を確認したのは74箱中1箱のみとなってしまった。開票作業の遅れを危惧して確認のし直しは求めなかったが、こんな無意味な行程を放置しているのは選挙管理事務の怠慢と言わざるを得ない。

増幅装置の危険性

小選挙区制は、自民にだけ有利なわけでなく、多数党が僅かな差を増幅して支配できてしまう仕組み(増幅装置)ということですね。
政権交代を生むにはいい制度ですが、僅かな差で圧倒的な議席を得て、議会の多数決原理でさらに少数意見を切り捨て可能な、圧倒多数の棄権者を含む大多数の民意が反映されない独裁を生みうる危険な制度だ。
民意を反映できない制度は変えなければならない。

2017年10月23日月曜日

完全に野党の敗北
リベラルはさらに少なくはなったが、政党色ははっきりした
その政党色を貫けるか
共闘候補が共闘議員として立ち回れるか
少数派であっても、ごちゃまぜでない分、清々と暴走政府の歯止めとなることを期待したい
藤沢市内分の開票に立ち会いました
比例確定票、立憲52389自民59894公明17108希望29145共産14420維新6863社民2458幸福519無効票2507
小選挙区、阿部78828星野75866原27096無効票3539
今撤収作業中です

2017年10月22日日曜日

財政健全化のためとしてきた消費税増税分を教育予算に振り向けるのはいい。
で、財政健全化はどうするのか?
借金財政をさも当たり前であるかのように振れもせず、平気な顔して増税の使い方をひけらかすなど無責任極まりない。
議員待遇を見直すことからはじめようと言うのは至極まっとう。平均的な市民水準とすれば良い。自分たちの給与を自分たちで決めるのに、当たり前のような顔して高い報酬を得ながら、市民に増税を求めるなど理解を得られるわけがない。
議員を含めて公務員給与を見直すことに加え、様々な既得権益者間の利益誘導による無駄の除去、そして緊縮財政による経済・社会のスリム化、持続可能性の追求・実現、、こうした観点を主張する候補者があまりに少なかったように思われ、これからの日本社会が不安でならない。
健全でない状況で、健全化の道を示さない候補者は選択しないほうがよい。が、選択肢がないのが一番辛い。小選挙区制ではどうしても多様性が失われ、議論が大雑把で荒々しくなる。

2017年10月18日水曜日

はたして、非武装国家に対し、宣戦布告する国家などありえようか?
ISのような国家としての体をなさないテロ集団は脅威であるが、現にそうした犯罪集団に対しては警察や海上保安庁レベルで対処しており、自衛隊が防衛出動する事態など一度も起きていない。
大概、核武装や軍備増強の口実は、敵国の脅威であるわけだが、一切の軍事的脅威がなければ、国内世論に対して軍備増強する大義が立たない。逆に、日本の周辺国にとっては日米同盟を含む日本の軍事力が脅威となり軍拡競争の一因となってしまっいる。本来、非武装の輪を拡げるのが日本の国是のはずが。
それにしても、非武装国家に対し、一方的に軍事力で威嚇し、侵略し、支配しようとする国家などあるだろうか?
少なくとも軍事を行使されても反撃しないのであれば戦争は成立しない。...
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2017年10月17日火曜日

最低賃金を引き上げた場合、単にインフレになったのでは意味がない。内部留保が充てられれば経済循環に寄与する。内部留保がない場合は必然的に社内の賃金格差が縮む。それはそれで良いことだが、より大きな格差の原因は、社内賃金格差以上に、元請けと下請け、親会社と子会社といった企業間の弱肉強食。競争の原動力は利己だから、企業倫理には限界がある。弱肉強食社会の不幸から脱却するには、成長志向でなく循環志向の社会へ転換するしかない

2017年10月15日日曜日

同一価値労働同一賃金と言う場合の「価値」は市場価値に他ならないが、市場価値は相対的で、真の価値など計りようもなく、計れると思うのが人間の驕りである。市場原理は利己がせめぎ合う強者の論理で成果主義。成果主義をやめ、職種や正非に関わらず労働時間を一律の値で買うのが一番いい気がする

2017年10月12日木曜日

欲を満たすことはエンターテイメントになる。
性的羞恥心に働きかけるエンターテイメントとはどのような欲を満たすエンターテイメントか?
性欲を満たすエンターテイメントはわかりやすいがそれとは異なる。
羞恥心を抱かせられることは一般的には不快だ。
一方で、羞恥心を相手に与えること、与えられた者の反応を見ることは、性的快楽になり得る。
すなわち性的羞恥心に働きかけるエンターテイメントは、働きかけられる者に犠牲を強いるエンターテイメントなのである。
極めて悪趣味、かつ暴力を孕んでいる。
自衛隊は戦力ではない
日本国憲法は個別的自衛権までは否認していない
という相対主義的詭弁を弄し、解釈改憲で憲法理念を捻じ曲げることの延長線上に、集団的自衛権の容認がある。
立憲主義を掲げながら自衛隊を合憲だと言う精神が理解できない。
まだ、違憲状態だから加憲が必要だと言う方が潔い。
自衛隊は戦力ではない
日本国憲法は個別的自衛権までは否認していない
という相対主義的詭弁を弄し、解釈改憲で憲法理念を捻じ曲げることの延長線上に、集団的自衛権の容認がある。
立憲主義を掲げながら自衛隊を合憲だと言う精神が理解できない。
まだ、違憲状態だから加憲が必要だと言う方が潔い。
タバコ臭い喫煙者は存在そのものが有害物質を撒き散らしているいうことですね。
受動喫煙よりタチが悪い!?  サードハンドスモークの有害性と子供への影響
https://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no74/con01_11.htm

2017年10月11日水曜日

立憲主義も民主主義も政治の手段・方法論であって、そうした大前提が蔑ろになっているからそれを掲げる意味はあるにはあるが、それは目的・政策の説明とはならない。中身がなければ判断がつかない。信頼が得られない。

2017年10月10日火曜日

国家の自暴自棄を力で抑えることなどできようか?
力を誇示して対抗するのでなく、本当に戦力を放棄して戦わない宣言をする国家に対して自暴自棄で戦力を行使するなどできようか?
力の均衡による国防は、力の論理であって、理性的でない。
力の論理で力に対抗するのは力を誇示したい側の思うつぼ。

2017年10月9日月曜日

現実に即して対応するということと、変節することとは違う
表面的に変化しているように見えても一貫しているのならいい
変化したのなら説明しなければならない
変化の理由を説明でき、それが主体的であると言えないような者は信用できない
変化の必要性を自覚できない者は成長しない

2017年10月6日金曜日

本日、決算認定の討論を行いました。
不祥事対応の甘さ、学校事故再発防止の不備、文書主義の徹底、受動喫煙対策の強化、バリューエンジニアリングの導入といったことを提言し、一般会計決算の認定に関しては反対しました。
以下が全文です。
https://t.co/d9AQIlDzAF https://t.co/q9je6VNoPU

2017年10月4日水曜日

自らの意志での離合集散と、やむを得ずの雲集霧散
どさくさまぎれの誤魔化しはいっそう政治不信を深める
組織の論理で取り繕うのではなく、どれだけ本心を貫くか
政治家は本心を語るべし
本心でなければ貫けないのだから

2017年10月3日火曜日

自らの暴力性に気がつかない者は多い
悪意がないのに傷ついたと逆切れされるのが怖くて指摘できない被害者は多い
強者の無自覚な暴力性ほど害は大きい
弱い立場の人権を守るためには、当事者の声によらずに守られる仕組みが必要
悪意がないことは言い訳にならない
ショックを受けて自制すべし

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